ネオンテトラとは、観賞用の熱帯魚で、観賞魚の中でも非常に人気の高い魚といえます。ネオンテトラの特徴は、なんといってもその体に入っている青と赤のラインでしょう。この青と赤のラインのコントラストがまるでネオンサインのようにに見えることから、ネオンテトラという名前が付いたといわれています。
大きさは２センチ～３センチほどの小さな魚で、めだかとほぼ同じくらいの大きさだといってよいでしょう。性格は穏便でおとなしい性格のため、ベタのような好戦的なことま全くありません。そのため他の熱帯魚と一緒に飼育が可能で、熱帯魚を初めて飼う初心者でも比較的簡単に飼育が出来る熱帯魚だといえます。

 

しかしめだかなどのように放っておくとどんどん繁殖するような魚ではないため、繁殖して数を増やすのは初心者にはs何の技だといえます。淡水魚のため特別な装置が無くても簡単に飼育が出来ますし、複数のネオンテトラを一緒に飼育するとその愛くるしい姿かたちに癒されることは間違いなしの熱帯魚だといえます。
近縁種としてカージナルテトラやグリーンネオンテトラといったテトラもいますので、一緒に飼育することで水槽の中が一層華やかな感じになるのではないでしょうか。
人気の高い観賞用熱帯魚のネオンテトラですが、実はピラニアの親戚筋にあたることをご存知でしょうか。実はネオンテトラの原産地はアマゾンで同じカラシン種であるため、ピラニアと比較してみると顔つきなどが良く似ていることが分かるのではないでしょうか。しかしネオンテトラは全く獰猛ではありませんし、他の魚を攻撃するといった好戦的な魚でもありません。ピラニアも実際にはおとなしい魚だといわれていますから、その仲間であるネオンテトラがおとなしいのは当然だといえるかもしれません。
ネオンテトラの良いところは他の熱帯魚などと一緒に飼育してもなんら問題を起こさないというところで、ネオンテトラを入れたから他の熱帯魚が死んだとか、ネオンテトラのせいで熱帯魚がおびえているということはまずありません。そのため大きな水槽で他の熱帯魚と一緒に飼育が可能で、水槽を綺麗に彩ることが出来る熱帯魚として人気が高いわけです。
ネオンテトラを飼育する際に注意するべき点は、ネオンテトラ自体はおとなしいので他の熱帯魚に危害を与えることはありませんが、逆に好戦的な熱帯魚と一緒に飼育してしまうと攻撃されてしまったり、大きな熱帯魚であればネオンテトラが餌になってしまうこともありますので、その点は注意が必要でしょう。
初心者でも簡単に飼育が出来る観賞用熱帯魚のネオンテトラですが、一緒に飼育できる熱帯魚などの種類は何が良いのでしょうか。熱帯魚などの観賞魚は成育する場所が違うため、出来ることであればお互いに干渉しない場所を好む魚を一緒に飼育するほうがネオンテトラを飼育しやすいといえます。

 

ネオンテトラは水槽の真ん中あたりの水域を好む習性があるため、もしネオンテトラに影響を与えたくないのであればそれよりも上を好む魚や、下の水域で生活する魚などを一緒に飼育するとうまく飼育が出来るでしょう。例えば金魚と一緒に飼育をするのは非常に良い選択で、金魚は水面付近を泳ぐ性質があるためネオンテトラに影響が及びにくくなります。
水槽の下を好む観賞用のエビなども一緒に飼育が行いやすいといえます。同じカラシン類であるテトラであれば、同じ水域で飼育をしてもテトラ同士が喧嘩をすることもありませんから、飼育しやすいといえるのではないでしょうか。
餌に関しては金魚やエビなどとネオンテトラでは餌の種類が異なりますから、餌の取り合いでお互いに衰弱して死んでしまうということもありませんから、一緒に飼育するのであれば金魚やエビなどが楽で、しかも水槽内が賑やかになるためお勧めです。