“自宅にある水槽を買い取ってもらう際に気になるのは、買取業者がどういったポイントを見ているかどうかではないでしょうか。個人間取引であればトラブルを未然に防ぐために知っておきたいこともあるでしょう。
業者が水槽の品質を評価する際に見るポイントはあらかじめ決まっています。ある程度鑑識眼のある店舗が買い取りを行う場合、はサイズ、素材、使用してきた年数、重量、付属品の有無、ろ過はフィルター式かオーバーフロー式か、殺菌用の紫外線ランプ、ポンプ、クーラーやヒーター、熱帯魚などの生体の有無、キャビネット付きかどうかといった様々な点をチェックします。
こういった買取の際の評価項目の中でも大きく査定に響く要素は、サイズ・材質・オーバーフロー式かどうかの３点になります。確かに生体や付属品も大事な項目ではあるのですが、この３つの点に比べれば大して重要な要素ではありません。の汚れを気にする人もいますが、よほど汚れていたり大きな傷がついていてガラスなどの透明度が低い場合を除いては、評価に影響することは少ないので心配する必要はありません。

 

まだ水槽で熱帯魚などを飼育している場合は、生体がいることを事前に売却先に伝えておけば問題ありません。
まずサイズですが、水槽の縦・横・高さが60cm36cm60cmの60ck規格だったり45cm24cm30cmの45cm規格である場合、あまり価値がつきません。大きさが120cm規格、180cm規格と大きくなればなるほど価値が上がる傾向にあるのです。手持ちの商品のサイズを確認して大型であれば高価買取の可能性があるといえます。

 
また材質についてですが、今出回っている水槽は大きく分けて２種類のどちらかの素材から成っています。一つ目はガラス製のモノ、もう一つがアクリル製のものです。ガラス製は安価で流通量が多いのですが、アクリル製は高価で流通量も少なめで希少価値があります。例え小型のモノであってもアクリル製であれば、それなりのお値打ちがあるのです。

 
そして最後に重要なのがろ過の方式です。今は水槽の上部に設置してあるフィルターを通してろ過するイプと、別の専用の濾過槽を用意してそこで水をろ過してポンプで汲み上げるオーバーフロー式があります。特にオーバーフロー式は人気が高く、オーバーフロー式の商品を持っている場合は買取金額が高くなりやすいのです。

 
水槽で飼うのが淡水魚か海水魚なのかによりますが、海水魚の場合はろ過装置の能力が大事になってきます。海水魚を飼う場合、上部のフィルターだけでは役不足になってしまうことも多いのです。オーバーフロー式の商品は値が張りますが、一定の需要があるのです。ただオーバーフロー式のモノを使う場合は濾過槽の設置場所の問題が発生します。キャビネット付きの水槽であれば、オーバーフロー式の濾過槽を収納する場所ができるので、オーバーフロー式でさらにキャビネット付きのモノであれば高額買取が期待できます。

 
水槽は基本的に大型商品ですので持ち運びが大変です。こういった場合には、訪問買い取りを実施ていている店舗に依頼すると良いです。こういった出張買い取りなどをお願いする時に気になるのは出張料や査定料でしょう。査定料は店舗により無料のところと有料のところがあるので、あらかじめ電話などで問い合わせておくことでトラブルを防ぐことができます。

 

また出張料に関しても店舗からの距離で決まるところが多いので、事前に聞いておいたほうが良いです。

 

出張料や査定料が高額になってしまう場合はせっかく買ってもらってもただ同然になってしまうので、時間が許す限り査定に関してはメールなどで店舗に商品の写真を送付し、見積もりをしてもらうことをオススメします。

 
買取を依頼する際にチェックすることは、支払い方法です。店舗によっては即金で手渡しのところもありますし、振り込みのところもあります。出張買い取りの場合は現金手渡しが多いですが、宅配買取の場合は基本的に振り込みとなります。

 

すぐに現金が欲しいという場合は、出張買取か持ち込みによる店頭買取にすると良いです。また未成年の場合は商品の売却に保護者の同意などが必要になることがありますので、あらかじめ保護者に同伴をお願いしたりするようにしましょう。