熱帯魚飼育などに使うアクアリウム商品は、魚の成長に伴って買い替えが必要となるケースが多くあります。その中でも最大のアクアリウム商品はなんといっても水槽および水槽台でしょう。買っていた稚魚が大きくなったり、単独遊泳から混泳に切り替えたくなった場合などには、水槽の買い替えが伴います。
また、大型の水槽は多くの場合は水槽台に乗せていますので、あわせて水槽台の買い替えも必要になるケースが多いようです。しかし、最近の水槽台はしっかりと製作されているものが多く、数年使った程度では全く機能に問題がありません。そこで、水槽台には買取と中古品販売を扱うショップが結構あるというのをご存知ない方も少なくないのではないでしょうか。そこで、ここでは水槽台の買取の流れを中心に、どこに水槽台買取を依頼すれば良いかについて、書いてみたいと思います。
水槽台といっても、もちろんピンからキリまでありますが、特に90センチを超えるような大型の水槽を乗せるための水槽台は結構しっかりと作られているため、数年程度の通常使用ではまだまた使用に問題ない場合がほとんどですが、買取のためにはショップに状態を見てもらう必要があります。小型の水槽台であれば、宅配便で送って査定しもらった上で買取となるケースが多いですが、大型の水槽台は出張による査定と買取になります。
この場合、買取ショップによっては、出張料や搬送料金が発生する場合がありますので、事前に問い合わせるなどして確認しておきましょう。査定の上で、買取金額が提示されますので、金額に納得できる場合には買取依頼という流れになります。
買取の依頼先としては、やはりアクアリウム商品を専門に扱うショップが最適でしょう。査定においては、アクアリウム商品に関する専門的な知識が必要となりますので、専門ショップが第一選択肢となります。一部、家具などを扱うショップや、全般的な商品を扱うリサイクルショップでも取り扱われているようですが、これらのショップでは専門的な知識がないケースもありますので、適正な金額で買い取ってもらうためには専門的な知識をもったショップを選択することをお勧めいたします。大型水槽の水槽台ともなれば、金額的にも値の張るものですので、ちょっとした査定の違いが大きな金額の差となってくるので、注意が必要です。
加えて、査定アップさせるちょっとしたコツについて、以下に書いてみたいと思います。
まず、買取査定にあたっては水槽台をきれいにしておくなどの対策が有効です。やはり見た目が与える印象は大きいものがありますので、簡単に落とせる汚れなどは拭き取っておきましょう。水槽台の汚れのほとんどは、市販の中性クリーナーで落とせますので、ウエスに中性クリーナーを含ませて拭き取るとよいでしょう。さらに、できれば金属部分の錆なども落としておくと、買取査定にあたっての査定額アップにつながる可能性が高くなります。
錆については、ホームセンターやカー用品ショップなどに売っている錆落としクリーナーが有効です。一般的な汚れと同様に、ウエスにつけて錆を落とすようにこすってやると、かなりきれいになって見栄えが大きく違ってきます。
水槽台の買取については以上のとおりとなりますが、熱帯魚などの飼育を長く続けるためには、どうしてもアクアリウム商品の買い替えが避けられません。
その都度、購入費用がかかってきますので、中古アクアリウム商品の買取などを活用しながら、長く飼育を続けるのは賢明な方法だと考えられます。今は、これらの中古アクアリウム商品を扱う専門店も増えていますので、興味のある方はインターネットなどで検索してみるとよいでしょう。