金魚を飼育された事のある方は、比較的多いのではないでしょうか。

 

夜店で釣ってきた金魚を育てるのは、なかなか楽しいものです。

 

夜店の金魚は、ほとんどが和金か出目金ですが、金魚には他にもランチュウやスイホウガンなど、さまざまな種類があります。色も、赤や黒、白、銀色などありますから、観賞魚として日本で長く楽しまれてきたのも頷けます。

 

では、金魚が淡水魚だというのはご存知だったでしょうか。

 

魚類には、大きく区分して海水魚と淡水魚があります。

 

名前の通り、海水魚とは主に海に住む魚で、淡水魚とは川や池、湖などに住む海の事です。中には、吃水と言って海水と淡水の中間的なところで生活する魚がいますが、分類としてはほとんど海水魚となります。

 

金魚の例でもわかる通り、淡水魚は観賞魚として優れた面がたくさんあります。まず、川や池などの比較的小さな面積の水域で生活していますから、マグロやカジキのような大型魚がほとんどいません。

 

従って、一般家庭でも飼いやすいサイズの魚種が多いのです。また、水も水道水をカルキ抜きすれば使えますから、ほとんど手間がかかりません。アロワナの様な高級魚からディスカスの様に交配を楽しめるものまで、楽しみ方のバリエーションが多いのも特徴です。

 

 

 

魚類には、大きく区分して淡水魚と海水魚があります。その名の通り、海水魚は海に住む魚で、淡水魚とは川や池、湖などに住む魚の事です。同じ魚類ではありますが、生活水域が全く異なるため、海水魚を淡水で、または淡水魚を海水で育てる事は出来ません。

 

従って、海水魚と淡水魚は同時に混泳させる事は出来ず、必ず別々の水槽で飼育する事が求められます。一般的には海水魚に比べて淡水魚の方が飼育が簡単です。

 

それは、塩分濃度や水の環境など、淡水魚の方が水質管理に手間がかからないためです。淡水魚の中で最も有名なのは金魚だと思われますが、金魚であれば水はカルキ抜きした水道水で充分です。これは、他の淡水魚でも基本的に同じ事です。ただし、水質については、急変すると魚にとってのストレスとなりますので、一度に替えずに水槽の水の二分の一の量を目安に水換えをするのがポイントです。

 

 

これに対して、海水魚ではカルキ抜きはもちろんの事、塩分濃度を魚の住む海の環境に合わせて人工的に再現する必要がありますので、初心者には少しハードルが高いと言えます。観賞魚の飼育にチャレンジされる方は、まずは淡水魚から取り組まれるとよいでしょう。淡水魚は魚種も豊富で、楽しめます。

 

 

 

観賞用の魚類を飼育するのが、いまブームになっています。

 

金魚ならば、多くの方が飼育した事があるかと思いますが、最近では金魚以外にも飼育に適した魚種がたくさん輸入される様になりました。例えば、西洋メダカと呼ばれるグッピーや、交配を楽しめるディスカスなどです。

 

これら観賞用の魚類は、大きくは淡水魚と海水魚に区分する事が出来ます。海水魚とは、その名の通り海水に住む魚の事で、観賞用としてはハタタテダイやハコフグなどの、いわゆる熱帯魚が有名です。

 

変わったところでは、タツノオトシゴやリーフィーシードラゴン、一時有名になったクリオネなども海水魚です（正確には、クリオネは魚類ではなく貝類に分類されます。）。これに対して、有名なところではディスカスやアロワナ、ピラニアなどは観賞用の淡水魚となります。

 

海水魚に比べて、小型で一般家庭でも飼いやすく、塩分濃度などの管理が不要なため、手間もかからないため、飼育用の観賞魚として普及しています。アクアショップなどでも、さまざまな種類が販売されており、温度や環境の変化に強い種類があるので、初級者向けとして適しています。インテリアに馴染む水槽なども販売されていますので、飼育にチャレンジされてはいかがでしょうか。